2009年雑感
最近、大学時代の友人に会うと、おまえはまるくなったとか昔とは変わったなということを言われるようになった。
確かに自分でもそうだなと思う。
2009年の今年の漢字「新」よろしく、今年我が家にも新しい家族が誕生した。
しかし、誕生したと手放しに喜ぶにはあまりに険しいスタートだった。
生まれつき気管が細く、上手に酸素を取り込むことができないということで生まれて最初の1週間で三度病院が変わった。徐々に病院は遠くなり、札幌の東の端の職場から西の端の病院まで通う日々が続いた。そのお陰で札幌市内の車通勤もそれまでよりも苦にはならなくなったが。
幸いなことに、結局生まれて最初の一ヶ月を病院で過ごしたものの、大事には至らずそのまま退院し、無事に我が家に帰りつくことができた。
後にも先にもこれが2009年の我が家で一番大きな出来事であったが、この息子の誕生から大きなことを学んだ。
特に入院をしていた1ヶ月間、とにかく医師の一言一言が私達家族の一喜一憂を左右したということ。しかも最初に転院した先の小児科医は偶然にも自分が大学時代にバイトしていた塾で講師として一緒に働いていた先輩だったりしたが、フレンドリーに話せる人だっただけに余計に言葉の一つ一つがダイレクトに応えた。
この経験は教師としての自分に活きた。医師の一言を、教師の一言に置き換えれば事は同じである。これは一生を通しての大きな教訓となったような気がする。
2009年もあと1時間ほど。我が家でも平穏なまま一年が終わろうとしている。こんな何気ないことに充実感を覚えるようになったのも、自分がまるくなったと言われる所以かもしれない。
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